Oct 29, 2010

Le Corbusier

CAI02にて
札幌で懐かしいル・コルビュジェの風景に再会できるなんて
もう何年も前に行った、二つの建築を思い出す

【サヴォア邸】
TGVを降りて迷っていたら、地元のお兄さんが途中まで案内してくれた。
平日なのに仕事は?と聞くと、「あんまりしない、ちょっとタバコ買うから待ってて」と店の前で待たされる。
こんな風に生きててもいいのか〜へ〜、と思いながら、のんびり話しながら歩く。
「この道を行ったら着くよ、じゃ!」と、サーッと消えて行ったお兄さん…妖精男子か?!
サヴォア邸に着くと、午前中のためか日本人が4人のみ。
みんな何かしら建築関係。予告なしのオフ会のように、気づくと会話していた。
こういう好きな場所での出会いって、楽しく幸せ。

【ロンシャンの礼拝堂】
パリから4時間の電車の旅は、まるで北海道の景色に似ていたよ。
ろくに食べ物も持たずに乗ったので。
車窓に見える牛達に『旨そう…』とつぶやきまくっていた狩猟系女子かしら…
強い雨の中、やっと来たタクシーに見知らぬ人と相乗りで乗り込む。
暴走タクシー!!揺られすぎて、も〜笑うしかなかった。
あいにくの曇り空だ、しかし礼拝堂の中のステンドグラスはたまらなく美しかった。
ガラスに書かれたフランス語の単語を読んで行く、ロウソクに炎を灯し、ノートにメッセージを書く。
忘れられない友人の言葉「上を向かせる建築は良い建築なんだよ」。
ちょうど写真の顔のように見えるこの辺りを見上げた事を思い出したわ〜。